Linux搭載型のコスト的にリーズナブルなシングルコア製品とヘテロジニアスマルチコア製品を比較してみる。
シングルコアのSTM32MP13シリーズのSTM32MP131DAG7は約1,100円である。
Linux動作用のMPUとしてのシングルコアとヘテロジニアスマルチコアを比較してみると以下のようになる。
STM32MP13シリーズはARM Cortex-A7(最大1.2GHz)約1,100円
i.MX 8ULPはARM Cortex-A35(最大800MHz)×2、Cortex-M33(最大216MHz)約2400円
STM32MP13はコスト効率と基本的な性能を重視した設計が特徴で、i.MX 8ULPはSE050内臓によるセキュリティ機能や低消費電力を強化しておりセキュアなIoT機器に適しているとの説明もある。
どちらも「Product Longevity Program」の対象製品である。